離乳食に悩むママ
ぽけこ
本記事ではイヤイヤ期真っ最中の2歳児を育児中の私が、初めて離乳食をスタートするママ向けに、離乳食の進め方の基本を分かりやすく図解付きで解説していきます。
離乳食には手を抜いて楽できることと、絶対に手を抜かず守らなければいけないことがあるので、そこもしっかりと紹介していきますね。
- 離乳食の進め方の基本
- 離乳食初期の献立カレンダー
- 離乳食初期を楽に乗り切る方法
離乳食を始めるタイミングについてはコチラの記事で詳しく書いています。
みんな離乳食はいつから始めた?始めるタイミングを経験談を交えて解説!
目次
離乳食の進め方がわからない!まず知って欲しい3つのこと
- 全体の流れを把握する
- 命に関わる大事なポイント
- 初期の味付けはいらない
まず始めに、上記3つのことをそれぞれ解説していきます。
離乳食は大枠さえ理解しておけば、難しく考える必要はありませんよ。
離乳食全体の流れを把握する
離乳食に悩むママ
ぽけこ
離乳食の時期に応じた食べ物の固さを図にまとめたので、まずは「ふ~ん」と眺めてみてください。
離乳食のことを一言で説明すると、離乳食は飲み物みたいなドロドロのお粥からスタートして、徐々に固形のモノにレベルアップしていく。ホントこれだけです。
おかゆについて少し補足しておくと、10倍がゆとはお米と水を1:10の割合で炊いたもので、軟飯はお米と水を1:2の割合で炊いた普通のご飯より少し柔らかい仕上がりのもの。
分かりやすく下記表にまとめたので、この画面をスクショするか、このページをブックマークしておいてくださいね。
なお離乳食初期は、10倍がゆをすりつぶしてドロドロにしたものを赤ちゃんにあげましょう。
粒があると上手く飲みこめなかったり、嫌がってしまう子が多いため、できるだけ口当たりをなめらかにするのがベストです。
私は気合いを入れて離乳食初日は頑張ってすり鉢を使ってつぶしていましたが、あまりに大変過ぎて即ブレンダーを購入した過去があります。(笑)
ブレンダーはマジですごいです。
10分かかっていたた作業が翌日はたった30秒で終了。初日の裏ごしの苦痛は一体なんだったんだ…とブレンダーに感動しましたね。
離乳食の命に関わる大事なポイント
- 初めてあげる食材は少量
- 新しい食材は1日1種類まで
- 病院が開いてる時間にあげる
初めてあげる食材は、食物アレルギーの反応が出る可能性があるため、まずは小さじ1/2か小さじ1の少量からあげていきましょう。
大人からするとたった小さじ1と思うかもしれませんが、アレルギーが重症な場合はアナフィラキシーショックといって、意識レベルの低下や失神を伴い、命の危険があります。
初めての食材をあげる時は、必ずかかりつけの病院が開いている時間で、なるべく午前中がベスト。
例えば蕁麻疹だと、食べて数時間後に症状が出たりする場合もあるので、アレルギーの出やすい食材は特に食後数時間は様子をチェックしておきましょう。
また、アレルギー反応を起こした時、原因となる食材を特定するために、新しい食材は1日1種類までというのを徹底しましょう。
離乳食時期ごとに食べさせてよい食材は、この離乳食ninaruのアプリですぐわかります。
もちろん無料なので、ぜひダウンロードしておきましょう。
離乳食初期の味付けはいらない
離乳食初期は、調味料は使わず素材の味のみでOKです。
使うとしてもだし汁や野菜スープのみ。
今後のために。離乳食中期以降の調味料の進め方をまとめておきます。
今は無理して覚える必要はないので、時期が来たら見返してくださいね。
離乳食初期の進め方
1年以上前になりますが、実際に私が娘の離乳食をあげた時のスケジュール表をまとめました。
これ通りに進まなくても全然大丈夫。
一例として参考にしてもらい、食材は前後入れ替えたり、食べなかった時は同じメニューを繰り返したりして進めてみてくださいね。
離乳食1ヵ月目前半
- 最初1週間はおかゆのみ
- 2週目から野菜を小さじ1ずつスタート
離乳食1ヵ月目後半
- 3週目からたんぱく質(豆腐や鱈)をスタート
- 2日に1回ペースで新しい食材を増やしていく
離乳食初期の授乳スケジュール
離乳食をあげる時は、あまりお腹が空いた状態だと機嫌が悪く食べてくれない可能性が高いです。
空腹感が少ないタイミングだと機嫌よく食べてくれやすいため、離乳食をあげる時は普段より気持ち授乳間隔を短めにすると◎
離乳食と母乳orミルクの割合
- 栄養バランスはあまり考えなくてOK
- まずは食べることの練習からスタート
離乳食を食べてくれないと悩むママを沢山見てきましたが、離乳食の始めは栄養を摂るのが目的ではなく、食べることになれるのが目的です。
なので、最初からちゃんと食べてくれなくても焦らなくて大丈夫。
子供は成長するにつれ、授乳の栄養だけで足りなくなれば必然と食べるようになりますからね。
離乳食初期を楽にするアイテム3選
- ブレンダー
- ベビーフード
- 宅配サービス
これから離乳食を始めるママへ伝えたいことは一つ「頼れるものはどんどん頼って」。
愛情を込めて毎日手作りの離乳食を作るのも素敵ですが、一番大切なのは子供と笑顔で過ごす時間です。
離乳食作りに時間をかけて子供と過ごす時間が減ったり、せっかく作ったのに食べてくれなかったと、ストレスを溜めては本末転倒ですよね。
離乳食を楽することは悪いことではありませんし、むしろ貴重な赤ちゃん期を楽しく過ごすために必要なことです。
どんどん時短しながら離乳食を進めていきましょう。
離乳食グッズ|ブレンダー
おかゆの裏ごしは、米の粘着でのりのようにべっとりとしてやりずらいんですよね。しかも時間もかかる。
そこでブレンダーを使うと、すり鉢で10分かかっていたつぶす作業が一瞬で完了。
ブレンダーの使う期間はたった2ヶ月程ですが、この最初の2ヶ月がママにとって一番辛いタイミングです。
毎日子供の機嫌を伺いながら10分も裏ごしなんて、はっきり言ってやってられません。
安いブレンダーなら1,000円台~販売されているので、一番大変な裏ごし時期のために買う価値ありますね。
ぽけこ
離乳食グッズ|ベビーフード
ベビーフードは外出時に使うママが多いですが、普通に家でも使える究極の時短&便利アイテムです。
パウチや瓶を開ければそのままあげられますし、せっかく作った料理を残されても心に負うダメージがまったく違います。
離乳食を食べてくれないとわかっているのに作るなんて、義実家で料理を作るくらい苦行でしかありませんから(笑)
ぽけこ
離乳食グッズ|食材宅配サービス
『ベビーフードを使いたいけど、添加物や安全性が心配…』そんなママは、国産原料・添加物を可能な限り抑えている、安全性の高い宅配サービスを使いましょう。
離乳食中のママから厚い信頼を誇るコープなら、安全性だけでなく裏ごし野菜が冷凍で小さいキューブ状になって販売されているので、離乳食の用意が電子レンジだけで、しかもたった1分で完了。
マジで宅配の冷凍野菜ペーストは最強の時短アイテムです。
瓶やパウチタイプと違って一気に使う必要もなく、使いたい分だけサッと取り出せるのがママにとってすごく助かるポイントですね。
ぽけこ
>>離乳食のおすすめ宅配サービスランキングはコチラ
徹底比較!離乳食の宅配おすすめベスト5!これを読めば迷わない!
離乳食初期の進め方は難しく考えなくてOK
最後に、離乳食の進め方についてまとめます。
- 全体の流れと命に関わる部分さえ押さえておけばOK
- 最初は食べてくれなくても気にしない
- 時短アイテムはどんどん使うべし
離乳食の進め方がわからないというママは、その時期にあげてはいけない食材・あげる量・時間さえ押さえておけば大丈夫。
ただ、離乳食を食べてくれないと悩むママは沢山多いので、ママが心が擦り切れる前にブレンダーや宅配サービスなどの時短アイテムは惜しみなく使っていきましょう。
離乳食は1年近くかけて進めていくものです。難しく考えず、基本を押さえて気楽にやっていきましょうね。